屋根診断士だから知っている!火災保険の有効活用で修理費用を0円にするテクニック

🏠 なぜ屋根の専門家が必要なのか?


「自宅の屋根、最後にチェックしたのはいつですか?」


台風シーズンはひと段落しましたが、群馬県はからっ風が強く吹く冬が到来します。多くの人が気づかないうちに進行している台風や強風による屋根の被害。実は、その修理費用、火災保険でまかなえる可能性があることをご存知でしょうか?


しかし、保険会社への申請は意外と複雑です。私たち屋根診断士は、その専門知識をもって、お客様が正当な保険金を受け取るためのサポートをしています。今回は、専門家の視点から、火災保険の「使える」活用例を具体的な認定事例と共にご紹介します。



🔎 屋根診断士の役割と火災保険申請の壁


一般の方がつまずく「認定の壁」

火災保険は「火事」だけでなく、風災(台風・強風)や雪災、雹災といった自然災害による建物の被害も対象です。しかし、保険会社に被害を証明する際、「いつ」「何によって」被害が発生したのかを客観的に示す必要があります。


多くの場合、屋根の被害は一般の方からは判断が難しく、保険会社から「これは経年劣化ではないか?」と見なされてしまい、正当な保険金を受け取れないケースが少なくありません。


専門家が撮る「認定につながる写真」

私たち屋根診断士は、屋根は当然ですが建物の構造を知り尽くしています。素人目には単なる経年劣化に見えるひび割れやズレも、「〇年〇月の台風による被害」であることを証明するための確度の高い報告書や証拠写真を作成できます。


高所での危険な調査も、専門の機材とスキルで安全かつ正確に行います。専門家による写真や説明があるかどうかが、保険金の認定・非認定を分ける大きな鍵となるのです。



💡 火災保険の有効活用・認定事例


実際に私たちがサポートし、火災保険の認定につながった具体的な事例をご紹介します。


【認定事例1:台風による棟板金の浮き】

状況: 台風後、お客様の屋根の棟板金が一部浮き上がり、棟が外れ落下する危険、雨漏りの危険がありました。


保険会社の見解の壁: 「経年による釘の緩みではないか?」と見解が分かれていました。


診断士の貢献: 棟板金の裏側の状態や、釘が抜けた痕跡を詳細に調査。浮きの角度や痕跡が、経年劣化ではなく「突発的な強風によって生じた損害」であると専門的な証拠写真とともに報告しました。その結果、全額との修理費用が認定されました。



【認定事例2:大雪による雨樋の変形】

状況: 大雪の後、建物の裏側の雨樋が大きく変形して排水ができなくなっていました。


保険会社の見解の壁: 単なる建物の傾きや劣化と判断されがちです。


診断士の貢献: 積雪荷重によって雨樋を固定している金具に負荷がかかったことを、周辺の状況(積雪の深さの記録など)と合わせて説明。積雪の重みによる雪災と認定され、雨樋の交換工事費用が給付されました。



認定事例としてあげた2件は、棟の交換費用や雨樋の交換費用はもちろんですが、その工事に必要な足場費用も保険認定されています。


つまり0円で修理出来た訳です。

※保険会社や火災保険の加入方法によって認定金額は変わります。


さらにせっかく家の周りに足場をつくるので、屋根外壁塗装も同時に行いました。火災保険をうまく活用したことで、塗装の費用のみで棟や雨樋など家の外回りがすべて綺麗になったということです。



火災保険を「使う」ためにすべきこと


火災保険は、もしもの時に私たちの生活を守るための大切な備えです。しかし、その恩恵を受けるには「専門家の目」が不可欠です。個人ですべてを対応するのはなかなか難しいでしょう。

自己判断で「保険申請が面倒だ」「経年劣化だから」と諦めず、まずは私たち屋根診断士の資格を持つ専門家にご相談ください。


【まずは無料の屋根診断をご利用ください!】


当社では、火災保険活用を目的とした屋根の無料診断を行うこともできます。


ご自宅の屋根に「少しでも不安がある」「数年以内に大きな台風が来た」という方は、ぜひお気軽にご連絡ください。火災保険申請のサポートまで、誠心誠意お手伝いさせていただきます。