みなさん、こんにちは!
寒い日が続きますが、実はこの季節だからこその美味しい食材がたくさんあるんです。今回は、2月の旬の味覚についてご紹介します(^^♪
まずは、寒締めほうれん草から。寒締めって何だろう?と思われる方も多いかもしれませんね。これは、寒さを利用して甘みを増した野菜のこと。ほうれん草は寒さにあたることで、凍らないように体内に糖分を蓄えるんです。その結果、甘みが増して、より美味しくなるんですよ。
お浸しにすると、普通のほうれん草との違いがよく分かります。生食でも甘みが感じられ、サラダに入れても美味。また、凍らせて作る「凍み(しみ)」も、独特の食感と旨味が楽しめる伝統的な保存食です(*^^*)
次は、冬の味覚の王様、カキ(牡蠣)。寒い時期のカキが特に美味しいのは、産卵期を前に栄養を蓄えているから。ぷりぷりした身は、ミネラルたっぷりで栄養価も抜群です。
カキの調理法は実に様々。定番の生食はもちろん、蒸し牡蠣、牡蠣フライ、牡蠣鍋と、どれも絶品。最近は、オイル漬けやスモークなど、おしゃれな加工品も人気です。生食の際は、食中毒予防のため、必ず信頼できるお店で購入しましょう。
フグも、2月が旬。毒を持つ魚として知られていますが、専門の調理師さんが安全に処理したフグは、透明感のある味わいが特徴。薄造りにすると、歯ごたえと旨味が絶妙です。てっちり(フグ鍋)は、コラーゲンたっぷりのお出汁が体を温めてくれます。
寒ブリも見逃せない冬の味覚。寒い時期の脂ののりは格別。刺身はもちろん、ブリ大根も絶品です。脂が乗っているからこそ、大根おろしや薬味との相性が抜群なんです。
その他にも、真ガレイ、メバル、ワカサギなど、冬の魚は脂がのっていて美味しいものばかり。特にワカサギは、天ぷらや唐揚げにすると、カラッと香ばしく、小骨まで美味しくいただけます(^ω^)
野菜では、春菊や九条ネギも今が旬。寒さで甘みを増した野菜は、お鍋やすき焼きの具材として最高。また、寒い時期に収穫される菜の花は、苦みが少なく、春の訪れを感じさせる香りが特徴です。
旬の食材は、その季節に一番栄養価が高く、美味しく、そして経済的。ぜひ、この時期ならではの味覚を、ご家庭でも楽しんでみてください。温かいお鍋や、こだわりの刺身、seasonal(季節限定)な食材を使った料理で、寒い冬を乗り切りましょう!
各食材の調理の際のポイントもご紹介しますね。
寒締めほうれん草は、お浸しにする時は熱湯でさっと茹で、すぐに冷水にさらすのがコツ。水気をしっかり絞って、だし醤油やごま油でさっと和えるだけで、甘みと風味が際立ちます。
カキは、生食用なら、まずしっかり洗って殻付きのままグリルで焼くのがおすすめ。口が開いたら食べ頃です。ポン酢やモミジおろしを添えて。加熱用なら、フライパンでソテーして、お好みでクリームソースや、オイスターソースで味付けを。
フグは、てっちりにする時は、アラと身を分けて調理するのがポイント。終盤に白子を入れると、とろけるような濃厚さが楽しめます。薬味は、もみじおろしと青ネギを添えて。
寒ブリは、刺身で食べる時は、5分程度氷水に漬けてから切り分けると、身が引き締まっておいしくなります。ブリ大根は、ブリを軽く焼いてから煮ると、臭みが消えて上品な味わいに。
冬の味覚は、丁寧に下ごしらえして、素材の味を活かすのが一番。旬の美味しさを存分に楽しんでくださいね(^o^)丿
この冬に食べた美味しいものを私たちにも教えてください。精一杯のおもてなしをご用意してお待ちしています。
お会いできるのを楽しみにしています!